12日、ある下宿の管理人という面識のない方から連絡をいただきました。
「下宿している人が市から差し押さえされて困っている」と言います。それも「先月、先々月は給料を半分押さえられ、今月は全額で生活できない状況だと・・・・」云うのです。
「本人から直接話を聞きたい」と言って、お盆休みに会うことにしました。
間もなく、別の方から電話がありました。「市税を分割で払っていて残高も減ってきているのに、市の態度が強硬で困っている人がいる・・・」とのこと。見るに見かねて、周りの人が連絡してくれたのでした。この方とも会う約束をしました。
最近、こうした相談が増えています。収入が減り市税等(国保料含めて)を滞納する人が増えています。滞納すると高い延滞金がつきます。そのペナルティを承知しながら滞納せざるを得ない人が圧倒的です。
収入が少ない人にとって「払いたくても払えない」重い負担こそが問題です。
力任せだけの対応では、根本的な解決とはなりません。
経済力に応じてどのように滞納を減らしながら解決していくのか・・・・心を寄せながら市として対応することが必要です。